ボランティア参加の為に訪れた
集合場所である坂町災害たすけあいセンター。
(平成ヶ浜福祉センター1F)
ここで出発前、作業直前に説明を受けましたが、
その中でとても印象に残った事を
綴って置こうと思いますm(_ _)m
ボランティア参加は時間に余裕を持って
集合した坂町災害たすけあいセンターにて
説明を受けた中の1つに、
時間に余裕を持って頂いて居たほうが
宜しいです…という事を説明されました。
というのは、
小屋浦への主要道路は現在一本しか無く、
JRは走れて居ないから線路が錆びついているし、
高速も一部が土砂崩れで崩壊しており
修繕作業の為交通止めになっているんです。
そのため、その一本道が渋滞するから
「前日はここ(災害たすけあいセンター)に
戻ってきたのが4時半でした。
ので、そのくらい帰りが遅くなるかも
知れないという事をご承知おきください。」
との事でした。
なので、
『作業は15時に終了だから、その後
すぐ移動すれば待ち合わせ等に間に合う!』
とか、ギリギリの予定は
作らないほうが無難だと思いますm(_ _)m
撤収はキレイに
私が参加した前日、撤収するとき、
休憩場所にさせて頂いていた付近が
とてもキレイとは言えなかったそうです。
なので参加していた中心人物の方が
キレイに掃き掃除等をしてから、
その場を去ったそうなんです。
当然のことが出来ていない現実が
あったようですね。
猛暑で熱中症になるかならないかの中
力を貸しに行くのはそうそう出来ることでは
無いから頭がさがることです。
だからこそ『立つ鳥跡を濁さず』で、
休憩場所・荷物を置かせて頂いた場所、
道具を一時置かせて頂いた場所を
クリーンになっているか確認してから
撤収なさってくださいm(_ _)m
自分のゴミは持ち帰るのがボラだと思う
それと、これはあくまで個人的に思う事です。
お弁当や飲み物を消費したら
当然ですがゴミが出ます。
また、使用済みのマスクや手袋も
もう要らない…と処分して身軽にして
帰宅したくなります。
ただ、その土地の住民の皆様の生活を
少しでも快適に通常に近い状態にして貰うのが
精一杯の願いなわけですから、
小屋浦のボランティア拠点地に
主にペットボトルのゴミ箱は作られていましたが
自分で出したゴミはお持ち帰りし処理するのが
スマートでクリーンではないかと考えます。
長い期間通い続けて作業している方も多いから、
そういう方々に使って頂き、
私はご辞退して持ち帰りました。
息の長い協力が必要
「この状態もきっとすぐに
テレビでは放送しなくなって、
忘れ去られちゃうんだろうね」
ボランティア活動の休憩中、
皆さんが口々に言っていた事です。
何年かかるのか…
例え被災地が外見的に
見違えるようにキレイになっても、
例えば阪神・淡路大震災においては
各世帯への金銭的・身体的な、
内面的な救済は未だ解決していないと
神戸の友人から聞いています。
3.11も同じでしょう。
という事は今回の西日本豪雨も
同じ事になるのではないだろうかと
卯月は思ってしまいます…。
一日も早く、せめてライフラインが整い、
土砂をどうにか片付けられた状態に
なって貰うには、
息の長い協力が必要になります。
一方、
ゴメンナサイ、ほんとに済みません、
『時間と経費と労力を駆使して全国から
純粋な真心が集まっているって言うのに、
その意見は怠慢の何物でもないよねぇ。
だったら自分達で全部何とかしろよ。
これは決して“親切の押し売り”を
しに来ている訳じゃ無いよ』
と 正直思った被災地の声とやらも
一つ聞きましたけど…。
まぁ 色んな方が出入りするから…
ほんの一声でしょうし…
そういうメンタルにも
なってしまうんかな…と…。
そんな中 撤収時お見掛けした
近くのお寺の住職のお気持ちが。
合掌(人ω・*)
こちらのお寺さんも
土砂のかき出しなさってました。
ボランティアとか支援とか言うのは、
出来る人が、出来る時に、出来ることをすれば
それで良いものだと思っています。
そんな事を見聞きしながら
自分の用事・行程を済ませて
東京に戻ってきました。
是非皆様には今後もどこかで
情報を目にして頂けたら、
とても幸いですm(_ _)m