さて 野菜ソムリエ講座の体験を受けてきた卯月さん。今回初めて知ることが多くありました。
受講代がけっこう値が張るのですが、内容を調べたり伺ったりすると「そうだよね」と納得出来ます。
また私は販売士という資格を持つ身なので、興味深い面を知ることもできました。
一般的な解説とはだいぶ違いますが、卯月さんなりの感想を綴ってみたいと思います。
高い!けど、こんなもん。
協会側のプレゼンテーションを聞きに行くことにより、初めて受講料が幾らなのか知りました。
野菜ソムリエ:15万弱
野菜ソムリエプロ:32万
おいそれとは行かないわー躊躇しちゃうわこりゃー…
真っ先にそう思っちゃいますよね。
しかし、販売士1級の資格を持つ私は思うんです。
- 野菜ソムリエの知識が、自分の職場(スーパーやレストランなど)に直結する
- 自分でお店を持ちたい・業務を広げたいと希望している
- 消費者へ野菜の良さや栄養の解説だけでなく、現在の生産スタイル・輸送のされ方・農薬の話・地産地消がいかに大切な事かを分かって貰うために、ゼロからしっかり学んで正しいお話を語れるようになりたい
「詳細を消費者に伝える」のは、もっともやりたい事であり、叶えばこれ以上ない喜びになるはず。それが凄く良く分かるんです。
また最強の知識が自分の血や肉となったとき、とてつもなく大きな自信も溢れてくるものなのです。
野菜ソムリエ以外じゃダメなの?
野菜ソムリエの資格は民間資格でありながら、野菜関係の資格の中では現在もっとも貴重がられたり一目置かれる存在なのは間違いありません。
じゃあ他の野菜や食関係の資格と何が違うのか? 栄養士だと学校に通わなければならない・一料理家が提案する方法を試験、資格化したもの…っていうのも結構あるものなのです。
それなら、そもそも世界の築地(今は豊洲だけど)市場のプロたちをはじめとする青果販売関係者が、さらにプロ中のプロになるための資格だったっていう背景を持つのが「野菜ソムリエ」なんだから、極めて内容的にベストだし、学び方も通学・通信・半分通学とか選べるから社会人が動きやすいので取得にむけて行動しやすい点も注目です。
もちろん履歴書にも記入可能。
これらを考えると、高い目標を持っている方には一生物の資格(ソムリエプロは年1の更新あり)になるから、32万って額は「他の資格とか何か取得して手に入れるって言ったら、そんなもんだろうな」と、アラフィフのおばちゃんは思うのです。
またソムリエプロの受験合格率は30%だそうです。何度何度もチャレンジして合格を勝ち取ったソムリエプロはいっぱいいらして、現在飛躍なさっておられるんですよ(^-^)。
野菜ソムリエは「一般向け」という感じ
対して野菜ソムリエはと言うと、野菜関係の仕事に従事している人たちと比べてそこまで奥深く幅広く学ぶわけではありません。
- 単に野菜に詳しくなりたい
- 日々の食生活を見直すために、野菜の正しい知識を得たい
- 野菜の良し悪しを見極められるようになりたい
…と、気軽な発想から目指して全然OK。非常に一般人向けな感じがします。
若い方なら、自分や将来の旦那様や家族の健康のために、花嫁修業の1つとして取得したって、すごく素敵な話ではないでしょうか(^-^)
とは言え、そうチャラい内容とは思えません。
けど普通に1日1~2時間とか勉強していれば、受験合格率は85%ほどなのだそうです。
販売士目線では「野菜ソムリエプロ」が面白い
野菜ソムリエと野菜ソムリエプロ、販売士目線で拝見すると、個人的には内容が重なる部分があるから野菜ソムリエプロの方が非常に魅力を感じます。
何故なら、例えばプロの方のカリキュラムにある、
- 生産=生産現場に欠かせない要素の理解
- 流通=青果の流通と食の安全について
- 鮮度管理と目利き=鮮度保持・輸送技術・良品の見分け方
- 日本の農業と現状の話=日本農業が抱える課題について
↑これら全部すっごい興味深く、勉強してみたくて仕方がないです(笑)
きっと○○の許可は知事が出すが、○○の許可は農林水産省…とか、そんなのもあるんだろうな~…(販売士1級でも一部で有る内容)
かなり個人的な意見と見解になりましたが、ただ何か流行っているだけじゃないんだっていう理由がちゃんと良く分かりました。
地方の人でもしっかりとカリキュラムを組んでくれるから、心配いりません。
これを機に(なるかどうかは分からないが(;^ω^))、まだ公式サイトを見たことがない人は、一度覗いてみませんか?
ではでは これに限らず自分で良いと思った資格、色々チャレンジしてくださいね(^-^)