これまで飼育書等で勉強して、
『牧草の粉々を極力避ける』
ようにすることを意識してきました。
先日うさフェスタ2018秋にて
獣医師の講義を拝聴し勉強したことで、
その粉々について、再確認しました。
![虎次朗の主食・チモシー](https://uzuki-usagiowner.com/wp-content/uploads/2018/12/014.jpg)
牧草の粉が炎症を起こす
![](https://uzuki-usagiowner.com/wp-content/uploads/2018/12/DSC_0244.jpg)
目の病気の原因はそれぞれ様々。
その中で、私達飼い主が
最も手軽に、常に習慣にしておく予防法は、
牧草の給餌をする際に
一掴みしたらバサバサ払って
粉々を極力落としてからフィーダーへ
置いてあげる事です。
![虎次朗に与えている第二の牧草・オーツヘイ](https://uzuki-usagiowner.com/wp-content/uploads/2018/12/012-3.jpg)
また、うさぎが牧草を食べた後
粉々が残っていたら取り除いてあげるとか。
ご存知の通り、草食動物のうさぎの目は
顔の横についており、そのビー玉のような目は
まぁるく飛び出ています。
![](https://uzuki-usagiowner.com/wp-content/uploads/2018/12/DSC_0242.jpg)
うさぎのルーツを辿った本能や名残から、
顔のお手入れをする前に“アチョアチョッ”って
可愛い前足をババッ ババババッってして、
足に付いた土を払う仕草をします。
![顔のお手入れ始める虎次朗](https://uzuki-usagiowner.com/wp-content/uploads/2018/12/017-2.jpg)
そんな可愛い仕草があっても、それは時折。
うさぎの足って、
細かい牧草が結構付着しています。
飼い主が牧草を給餌する際に
落とさないように気を付けていたって、
フィーダーから落ちまくったり
部屋んぽの際には足に付いた牧草が
カーペットやラグの上に徐々に広まります。
![](https://uzuki-usagiowner.com/wp-content/uploads/2018/12/RGcjHrpd6b56VDi1526872953_1526873022.jpg)
使うフィーダーの形によりけりでしょうし、
ウチの虎次朗の場合、
フィーダーに顔突っ込んで食べますしね^^;
![牧草フィーダーに顔を突っ込んで食べている虎次朗](https://uzuki-usagiowner.com/wp-content/uploads/2018/12/002-1.jpg)
長毛種のMIXですから、
モッフモフな顔周りの毛にも
私達の目視で確認できないくらいの
粉々がきっと沢山付いている事でしょう。
![牧草をもくもくと食べ続けている虎次朗](https://uzuki-usagiowner.com/wp-content/uploads/2018/12/003.jpg)
だから是非『牧草バサバサ』を
してあげて下さい…と、
当日講義してくださった
横浜の曽我獣医師はお話してくれました。
![](https://uzuki-usagiowner.com/wp-content/uploads/2018/12/DSC_0247.jpg)
うさぎの目の診断が出来る獣医師を選ぼう
お恥ずかしい話ですが、盲点でした。
うさぎの知識があり、
全体的に良く見てくださる獣医師なら、
目だろうが内臓だろうが任せられて安心…
単純にそう思っていました。
私が軽いショックを受けたのは訳があります。
この春、うちの虎次朗は健康診断で
白内障が始まっていることを知らされました。
![私の手を舐めてくれる、うさぎの虎次朗](https://uzuki-usagiowner.com/wp-content/uploads/2018/05/107.jpg)
6歳だし、年齢的に仕方がないよねぇ と
構えていました。
ホームドクターの獣医師には、
目薬は有るけどほんの気持ち程度で
完治させられるものではないんです と
説明してくださっていました。
それもあり、うさぎの飼育に関して
『6歳過ぎたら何が起こっても不思議はない。
自然に任せる』という方針を持つ私は、
自然なことだからこのまま生活しようと
思ったのでした。
![ハーブのオレガノをクンクンする虎次朗](https://uzuki-usagiowner.com/wp-content/uploads/2018/06/035.jpg)
ところがこの度の曽我獣医師のお話だと、
白内障は早ければ治る事と、
白内障が年齢から来るものかどうかは
眼圧を測ってみないことには分からず、
他の病気が潜んでいる可能性も有るとの
事でした。
急ぎ足で盛りだくさんの講義だったので、
その具体的な治療法までは
聞けなかったのですけど…スミマセン。
![白内障のうさぎさんの目](https://uzuki-usagiowner.com/wp-content/uploads/2018/06/0rabbit_hakunai.jpg)
講義が終わった後、
曽我獣医師に直接ご挨拶して、
虎次朗の春からの状態を
ちょっとだけ相談させて頂いたんです。
先生は「どんな種類ですか?」という
真剣な眼差しで尋ねて下さいました。
種類…あらゆる種類の遺伝的特徴から
来る事もあるからかな… と、
ああそうか…って瞬時に思いました。
![](https://uzuki-usagiowner.com/wp-content/uploads/2018/12/00-hare-2218452_960_720.jpg)
講義の中のお話と被りますが、
やはり虎次朗も
「白内障もね、
一概に年齢だけとは限らないんですよ。
〇〇〇(カタカナの病名^^;)が
潜んでいるかも知れないから
眼圧を測ってみないと分かりません。
そこをはっきりさせましょう。」
と言う事を丁寧に答えて下さいました。
![](https://uzuki-usagiowner.com/wp-content/uploads/2018/12/adDSC_4709-1024x681.jpg)
『秋に手術後の健康診断を…』と思っていましたが
まだ受けずじまいでいる私。
…このお話を機にお勉強も兼ねて、
一度でもいいから曽我獣医師のところへ
健康診断の予約を入れてみようか…と
前向きに検討した卯月でした。
知識は力
![うさぎを守るために獣医師が言う「知識は力」](https://uzuki-usagiowner.com/wp-content/uploads/2018/12/DSC_0241.jpg)
よく 預貯金とかの話をすると
「お金は幾らあっても邪魔にならないからね」
なんてセリフが飛びますが、
多くのことを知って邪魔になることは無い。
実践無くても、机上の知識だけでも、
それだけでセーフだった・アウトになった…
結果を大きく分けるんです。
また、知っていたけどやってなかった…
というのもアウトを招きますよね、
デリケートなうさぎの飼い主さんは
真面目な方が多いと耳にしますから、
1つ1つを丁寧に、
私達ホント、日々精進しなきゃですね。
知識は力 ごもっともです。
卯月は「知識は財産」とも思っています。
![](https://uzuki-usagiowner.com/wp-content/uploads/2018/12/DSC_0243.jpg)
![エンセファリトゾーン症から来る目の病気についての説明画像](https://uzuki-usagiowner.com/wp-content/uploads/2018/12/DSC_0246.jpg)
赤い本が古い方。黄色い本が最新版なのですが、著者の曽我獣医師いはく、「赤い方は薬のことが記載できているから、好きです。」との事でした。
ではまた~βуё (o’ω’o)ノシ βуё
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