これまで飼育書等で勉強して、
『牧草の粉々を極力避ける』
ようにすることを意識してきました。
先日うさフェスタ2018秋にて
獣医師の講義を拝聴し勉強したことで、
その粉々について、再確認しました。
牧草の粉が炎症を起こす
目の病気の原因はそれぞれ様々。
その中で、私達飼い主が
最も手軽に、常に習慣にしておく予防法は、
牧草の給餌をする際に
一掴みしたらバサバサ払って
粉々を極力落としてからフィーダーへ
置いてあげる事です。
また、うさぎが牧草を食べた後
粉々が残っていたら取り除いてあげるとか。
ご存知の通り、草食動物のうさぎの目は
顔の横についており、そのビー玉のような目は
まぁるく飛び出ています。
うさぎのルーツを辿った本能や名残から、
顔のお手入れをする前に“アチョアチョッ”って
可愛い前足をババッ ババババッってして、
足に付いた土を払う仕草をします。
そんな可愛い仕草があっても、それは時折。
うさぎの足って、
細かい牧草が結構付着しています。
飼い主が牧草を給餌する際に
落とさないように気を付けていたって、
フィーダーから落ちまくったり
部屋んぽの際には足に付いた牧草が
カーペットやラグの上に徐々に広まります。
使うフィーダーの形によりけりでしょうし、
ウチの虎次朗の場合、
フィーダーに顔突っ込んで食べますしね^^;
長毛種のMIXですから、
モッフモフな顔周りの毛にも
私達の目視で確認できないくらいの
粉々がきっと沢山付いている事でしょう。
だから是非『牧草バサバサ』を
してあげて下さい…と、
当日講義してくださった
横浜の曽我獣医師はお話してくれました。
うさぎの目の診断が出来る獣医師を選ぼう
お恥ずかしい話ですが、盲点でした。
うさぎの知識があり、
全体的に良く見てくださる獣医師なら、
目だろうが内臓だろうが任せられて安心…
単純にそう思っていました。
私が軽いショックを受けたのは訳があります。
この春、うちの虎次朗は健康診断で
白内障が始まっていることを知らされました。
6歳だし、年齢的に仕方がないよねぇ と
構えていました。
ホームドクターの獣医師には、
目薬は有るけどほんの気持ち程度で
完治させられるものではないんです と
説明してくださっていました。
それもあり、うさぎの飼育に関して
『6歳過ぎたら何が起こっても不思議はない。
自然に任せる』という方針を持つ私は、
自然なことだからこのまま生活しようと
思ったのでした。
ところがこの度の曽我獣医師のお話だと、
白内障は早ければ治る事と、
白内障が年齢から来るものかどうかは
眼圧を測ってみないことには分からず、
他の病気が潜んでいる可能性も有るとの
事でした。
急ぎ足で盛りだくさんの講義だったので、
その具体的な治療法までは
聞けなかったのですけど…スミマセン。
講義が終わった後、
曽我獣医師に直接ご挨拶して、
虎次朗の春からの状態を
ちょっとだけ相談させて頂いたんです。
先生は「どんな種類ですか?」という
真剣な眼差しで尋ねて下さいました。
種類…あらゆる種類の遺伝的特徴から
来る事もあるからかな… と、
ああそうか…って瞬時に思いました。
講義の中のお話と被りますが、
やはり虎次朗も
「白内障もね、
一概に年齢だけとは限らないんですよ。
〇〇〇(カタカナの病名^^;)が
潜んでいるかも知れないから
眼圧を測ってみないと分かりません。
そこをはっきりさせましょう。」
と言う事を丁寧に答えて下さいました。
『秋に手術後の健康診断を…』と思っていましたが
まだ受けずじまいでいる私。
…このお話を機にお勉強も兼ねて、
一度でもいいから曽我獣医師のところへ
健康診断の予約を入れてみようか…と
前向きに検討した卯月でした。
知識は力
よく 預貯金とかの話をすると
「お金は幾らあっても邪魔にならないからね」
なんてセリフが飛びますが、
多くのことを知って邪魔になることは無い。
実践無くても、机上の知識だけでも、
それだけでセーフだった・アウトになった…
結果を大きく分けるんです。
また、知っていたけどやってなかった…
というのもアウトを招きますよね、
デリケートなうさぎの飼い主さんは
真面目な方が多いと耳にしますから、
1つ1つを丁寧に、
私達ホント、日々精進しなきゃですね。
知識は力 ごもっともです。
卯月は「知識は財産」とも思っています。
赤い本が古い方。黄色い本が最新版なのですが、著者の曽我獣医師いはく、「赤い方は薬のことが記載できているから、好きです。」との事でした。
ではまた~βуё (o’ω’o)ノシ βуё
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