抗生物質を摂取する内科的治療で、うしろ右足の内腿に出来た腫瘍を治療しているうさぎの虎次郎。
先日じわ~っと出血してきたので、かかりつけ医に言われていた通り、電話連絡したうえ診察を受けに行ってきました。
梨汁のようにブシャー状態じゃなくて良かったです。
寒いのですが、乾燥している時期でお水が大好きな虎次郎には、ご機嫌とりと水分補給目的のおやつとしてキュウリを入れて行きました。さて、今回この出血でどのような診断がでるのでしょうか。1つずつ追ってご報告します。
腫瘍が成長している
腫瘍は先日診察してもらった時に比べ、少し大きくなっている様子だとの事でした。飼い主卯月は「気のせいかなぁ?」と思っていたのですが、気のせいでは無かったようです…(T_T) そのためか、また歩きにくそうにしている姿も見ています。それもズバリ「歩きにくくしてると思うんですよね」と指摘されましたオオゥ…(゚Д゚;)
結論、腫瘍は成長して赤い肌の部分が出て来て、これまであったガチガチ溶岩のようなかさぶた部分との境目が裂けそうになったことから出血したとの所見でした。
するとこれから裂ける恐れがあるのか…Σ(゚Д゚) それこそ、そん時は梨汁もとい虎汁ブシャー(血液)になるかもしれないんだ⁉
この段階の治療はどうする?
ここで選択肢は2つと説明されます。
- 虎汁ブシャーになるたびに治療する
- その治療が回数あることを想定し、今のうちにかさぶたを取ってしまう
とは言えこのかさぶたを今外す処理をしてしまったりすると、まずまるで歩けなくなります。また痛みも伴うので寝たきりが想定され、総じて生活の質が著しく落ちてしまいます。
そうするよりは、「今後経過を観察しながらその都度その時にベストな治療を行っていく方が良いのでは」…という先生の意見に、私も同感の意を述べました。
現在、うさぎに痛みはあるのか?
「いま虎次郎は痛みを感じているのでしょうか?」飼い主卯月が尋ねたところ、「痛かったら食欲がなくなるから食べなくなります。食べているなら痛みはありません。」とのこと。あ、そっか、成程。じゃあ虎次郎は常に痛みを辛抱している状態じゃあないのね、それは安心した。
それならわざわざ痛い思いさせることもない。「今後虎汁ブシャーになるたびに治療する」方法に同意したのは、虎次郎がいま痛い訳ではないと分かった事に背中を押されたからでした。
だって部屋んぽしたがっているんだもの、わざわざそれを奪うことないじゃないですか(*^^*)腫瘍に変化がある度、迅速に立ち向かっていこうと決めた卯月でした。
また今後食欲不振が出た時に備え、5日分の痛み止めを処方してくださいました。
かさぶたボロンと落ちた場合は
かかりつけ医はかさぶたボロンをとても気にしておられました。こうなったらどうするか?
むき出しになった傷口の周りにぐるりと土手を作り、傷口に直接触れないよう覆う処置になるそうです。きっとこれは私も自宅でできるようにならなければなりません。
うさぎが出血ブシャーになった時どうする?
うさぎが出血ブシャーってなって、「うわーキターーッ!!」ってなった時、飼い主は落ち着こうと努めてもドキドキ慌てますよね。そんな時、傷口をどのようにしながら動物病院へ駆けつければ良いのでしょうか。お会計が終わった帰り際、かかりつけ医に聞いてみました。
「普通に洗濯してあるハンカチなどで傷口を押さえてあげれば止血になるから、そうしながら来てください」とのことでした。
傷口に当てるものだから、雑菌やカビなどに弱いとされるうさぎには、とりわけ滅菌ガーゼなど準備しておいて、それを使った方が良いのかと聞いたのですが、そこまで準備しなくても大丈夫なのだそうですよ。清潔なガーゼハンカチやタオルなどを使いましょう。
翌日のウサギの様子は
翌朝確認した腫瘍とキズです。じわ~っとした出血は赤黒くなって止まり、落ち着いてくれています。
抗生物質はこれまでと変わらず、1日おきに投薬。
この日から1週間ほど経ちましたが、出血・膿などの虎汁ブシャーもジワ~もかさぶたボロンもまるでありません。また腫瘍が育ってきている感じも私にはありません。さらに虎次郎の食欲が落ちることもありませんでした。
「…いい感じなんじゃね? このまま消滅に向かってくれるんじゃね??」と都合よいことを想像してしまう飼い主卯月。
元気にご飯を催促してくれる虎次郎を、今日ものんびりナデナデ。部屋んぽも楽しんで貰いました。
引き続き観察しながら虎次郎を楽しませて行きたいです😊
ではでは~(^_^)/~