それはゴッツゴツのカッサカサだった
虎次郎の換毛が激しくなってきたため、1月26日㈫の朝、しっかりとしたグルーミングを開始しました。
見た目モフモフで普通なんだけど…
徹底的に抜け毛を除去したかったので、膝裏や関節回りなど、あんよの毛をかき分けてスリッカーブラシ等を当てようとしたその時です。
動きにくくなっている後ろ右足の付け根辺りに、大きなかさぶたのお団子のような腫瘍を発見したのです。
「何だコレーーーーーーーーーーーーッ!!?」
ヤバイ!ヤバイヤバイヤバイ!!
恐る恐る、ちょっと探ってみるだけで、直径5センチくらいあります。ゴツゴツ硬い。でも熱は帯びていない。即かかりつけの動物病院へ電話し、病状を伝えて予約を入れました。
歩けなくなってきていたのはこれが原因だったのか! だけど年末に見た時はこんなの無かったのに! 関節は指で触って時々チェックもしていたのに、このところサボっていたな… こういう時に限って(T_T)!
とても寒い日だったので、タクシー呼んで出かけてきました。
腫瘍は骨から発生するものと、皮膚から発生するものがある
結果から言うと虎次郎のコブは、何らかの原因で皮膚から発生しているものでした。考えられる原因は、
- 傷が付いて、そこから溶岩のように血や膿などが少しずつ出ては固まって…を繰り返して現状になった
- 皮膚の中で何かしら起こって、血や膿が出て来て、以下同文
また、私が家を出る前にネットでちょっと検索した時に出てきたのは、うさぎの腫瘍は、
- 皮膚からの腫瘍は、いずれ治療にキリが付く
- 骨から来ている腫瘍は、切り取ってもまた再発する
と言うようなことだったので、「骨じゃなきゃ良いなあ~~~、だけど万一の事覚悟しなくちゃ」と思っていました。
しかしながら、レントゲン写真を見ると足の骨はとっても綺麗であるため、皮膚から発生しているものですとご説明いただき、『ヤッタ!』まず一安心!
獣医師がしっかり診察してみると、太もも内側の筋肉の上が大部分固くかさぶた上になっており、柔らかい部分もあるとのことでした。
治療方法は?手術できるの?
また肝心の治療に関しては、今年の春9歳になる虎次郎には手術をしても耐えられないだろうとのご見解でした。
- 年齢的に麻酔に耐えられない
- 太ももは大きな血管や神経が通っており、それらが幹部に含まれていたとすると非常に厄介であり、危険を伴う
卯月は日ごろからこう考えています。うさぎの平均寿命とされている6~7歳を超えたら、「あ、でもこれなら大丈夫だよ」というケースでない限り、大病などの場合はもう延命はせず自然に任せると決めています。そのため先生のお話にも納得いったし、私の考えも告白したので、手術は見送り、抗生物質による内科的治療のご提案にお任せすることにしました。
コナコナお薬が、まず10日分処方されました。これで、
- かさぶたがボロンと取れるかも知れない
- 内側からアタックすることで、血や膿が出て来るかもしれない
とのことで、そうなったら10日待たずに再度治療して頂きに行く予定です。
まさか!って起こるもの。健康チェックは無駄にならない
つくづく、脚の付け根や関節・首・顔の骨格など、指で慎重にチェックするべきだなぁと反省しました。
食べているのに体重も戻らないし すこーしずつ痩せて行ってる。1800g台だった子が、今1400gになっちゃった(T_T)
せめてこぶ状のかさぶたがスッキリ取れて、再び難なくピョンピョコ歩かせてあげたいなぁ…
皆様のうさぎさんも、毛で見えない部分はかき分けてまでして見たり関節チェックして、是非日々の健康を確認してあげてください。
また経過を綴ります<(_ _)>