今は主を失ったケージ
2019年6月に購入した、GEXの「ラビんぐ スマートルーム」です。高い天井近くまである観音開きの扉を開放すると、非常に広々とした内装。爽快な使い心地でした。
またフィーダーや給水ボトルなどの出し入れなども当然のことながら快適。すのこ下は大きな引き出し。さらに散らかった牧草をはじめとするゴミやカスなどをミニほうきやウェットティッシュで払うのも、ササっとできる容易な作り。そのため掃除のしやすさに関しては、これまで利用してきたウサギ用ケージの中ではNO.1と言えます。
強いて言えば、デメリットは2つ
①すのこが鉄製の1枚物なので少々重たい
そのためプラスチック製で2枚仕様のものと比較すると、片手でサクッと作業出来ないため、両手で丁寧に行う必要があります。また少々ガチャガチャうるさくなってしまう事も。
とは言え掃き掃除や拭き掃除が極めて容易なので、相殺してもプラスな魅力が勝ります。
②結局はトイレの段差につまづく
虎がお月様へ還る1~2日前のこと。買い物から帰宅したら、☝この状態で三角トイレ内で倒れていました(;´・ω・) じ~~~~っとしていたので、即救助💦
眼振も発生していたためU字クッションも検討していましたが、動くことが好きな子なのでしっかり固定してしまうのは気の毒に思い…(;´・ω・) せめてフリースを丸めたものを、虎次郎がよく居る位置を見定め、その付近の壁側に設置するだけしていました。
またトイレと床の段差を埋める工夫はしていましたが、100%防げませんでした。
個体により老化現象は違うとは思いますが、虎次郎の場合、最終的に三角トイレは一切使わず都合の良い場所でお小水していました。それでも比較的決まった位置だったため、お掃除はしやすかったのが印象的です。
ラビングスマートルーム発売後の「うさフェス」で、GEXさんと直接このケージについてお話したことがありました。売れているのだけど、トイレの位置や形が愛兎の好みとは逆ということで購入を慎重に考える飼い主様も多くいらっしゃると、貴重なお話を伺う事ができました。
確かに。そこはすぐに考えるポイントですよね(゚д゚)(。_。)ウン
しかしながら卯月は思ったんです。ほんの1、2回トイレ以外でお小水することもよくあるし、実際虎次郎のように歳をとれば毎回トイレを使うこともなくなってくる可能性も大いに考えられます。人が老後におむつに頼るのと、考え方は一緒なのです。
現時点での極論ですが、介護うさぎの為のケージには、いっそトイレも要らないのではと感じちゃってます。
そうすると普通の仕様の大き目ケージでも良くね? うさぎの介護も普通仕様のとびらでも、十分あれこれできるしさ。
…いや だがしかし。そもそもうさぎがケージを出入りするのに高さが無いから楽だったのよ。アタシまずそこからケージを切り替えようと思ったのよ。忘れてた。
あの観音開きはやっぱり人の身体・特に肩がぶつかることなく、せせこまい思いせず、楽な動作できることが分かったから、有ったほうが良いなー✨ それにうさぎが身罷るまでは、はたしてその子がどんな状態になるか分かんないしなぁ。。。
2021年3月現在、普通仕様で老後まで使いたいなと思えるケージを検索してみました。
使うとしたら、小動物用ケージ 川井「スーパーケージ コンフォート80」くらいしかありませんでした(笑)
良いお値段するんだアレ…(;^ω^)
もし老後・介護に相応しいケージを検討しているうさ飼い主様に相談されたら、
①基本横幅最低70センチ前後で、
②扉が大きく開いて、
③うさぎがスロープ無しでラクに出入りできて、
④人の肩の出入りが比較的ラクで、
⑤だるそうにいしているうさぎを横に見ながら、掃除がちゃちゃっとできそうなタイプ
⑥尚トイレと床がフラットな「老後うさぎor介護向きに作られているタイプ」かどうかは、そんなに気にしなくても良いと思う
と 回答させて頂きたく存じます<(_ _)>
結果的に私は虎次郎の為にスマートルームを購入し、利用して助かり、また安心でした。将来愛兎の介護をしっかり見据えたケージ選びをしてみてくださいね。
ではまた~(´・ω・`)ノシ
スマートルーム購入した時の記事はこちら