【楽天ブログからの引越過去記事】
初代をお迎えする前に、
主人と共に近所の診療所で血液検査をしました。
うさぎを飼う前の心得の1つにある項目ですが、
はて 何処で受けたら良いものやら(-.-)
ネットでも検索して、府に落ちた記載に
『アレルギー科のある所へ行きましょう』
とあったので、該当する医院を探して
予約を入れました。
我が家初代
ルビーアンドホワイトの
白丸(しろまる♂)と言います。
ヤンチャと言うよりは
ガキンチョで天真爛漫、
冒険家でしたが、
甘えたいときに私の側でモジモジして、
とてもとても優しい子でした。
お店でこの子を見て
『…お迎えしよう❗❗』と決断して、
先ずすべき事 義務だと思いました。
うさぎアレルギーだとしたら飼っちゃいけない…
結果によっては諦めなければ…と
腹をくくっていたからです。
私たち夫婦はアパレル関係に携わっていて、
うさぎのリアルファーを使用した商品を
しょっちゅう取り扱っていたので、
抜けてしまうリアルファーは知らぬ間に
よく吸い込んでいたと思うんです。
だからうさ毛については
二人して問題なしと確信していましたが、
アレルゲンはフケ、唾液、
排泄物も該当するわけだし…。
それと、スギ花粉に
毎年反応している事も有るし、
いつかちゃんと数値化させて
把握したかったのもあったので、
血液検査自体にはかなり前向きでした。
合わせて把握したかったのはチモシーでの反応。
チモシーは和名の『オオアワガエリ』を指定して
検査を依頼します。
結果、二人とも問題は有りませんでしたが、
強いて言えば私が『オオアワガエリ』に
反応してしまう数値が高かった。
それでもボーダーライン以下でしたし、
実際一番刈りを扱い始めましたが問題なし。
よく お迎えした後に反応が出てしまい、
これ以上飼えないとご決断され、
里親探しをなさる方がおられます。
個人的な意見なんですけど、
もし 血液検査せずにうさぎをお迎えして
早いうちに反応が出てしまったとしたら、
すべきことを怠っちゃったねェ…アカンやん
と 私もやっぱり思います。
ただうさぎがアレルゲンでは無い体質と
把握出来ていたのに後に発症してしまった場合、
これはもう致し方がないなあって思います。
何故なら、
検査結果でその時はOKだとしても
体質は年々変わってしまうからです。
うさぎさんのコミュニティー等の
沢山の方々の投稿を拝見して来た中で、
これまで何度となく
「お迎えする前に血液検査は? 何故しなかったんですか?」
「無責任ですよ」とお叱りの御意見・御感想を
閲覧させて頂いて来ましたが、
年々変わり行く体質は個体さもあり、
また うさぎに対しての免疫の許容量が
満タンになってしまうスピードも
勿論十人十色ですし…
難しいものだと思うので、
残念な事に発症してしまっても
時と場合によっては
暖かに応援して差し上げるのが
宜しいのでは無いかなぁ…と
卯月姉さんは考えています。
薬を使って
上手く共存出来ている方もいる。
けど薬を使おうにも
側に居るともうどうにもならないし、
あれこれ工夫してみたけど
もう体が限界…という方も。
虎次朗の元親様が後者でした。
しかも彼女は
虎次朗の前にもうさぎを飼っていましたから
キャリアはお持ちだったんです。
本当にお気の毒でした。
譲渡日に小一時間程話し合いをして、
元親様 いざ愛兎とのお別れの時。
その頃元親様は、
キャリーバッグから
うさぎを出してはいないにも関わらず
((ゴホッゴホッ))っと
辛そうな咳が出始めてしまっていました。
喉が腫れ始めると
半日以上引いてくれず
とても辛くなってしまうとの事でした…
それでも最後に抱き締めたい
そりゃあそうですよね
その日同行して下さっていた
お母様のご忠告を聞いても
ほんの一瞬だから 最後だからと
キャリーから一瞬虎を出して抱き締めて
彼女は沢山泣きました。
「あああ~~トラちゃん トラちゃん…
トラちゃんをお願いします、
お願いします」
その姿を見て
2代目コパンを失った直後だった私は、
急逝する少し前までの
穏やかな日々の中で、
『こんなに信頼関係と共存が成された今
もしコパンと
離ればなれになるなんて事が有ったら、
私は自分自身を呪っても
呪い切れないよな…
無理だ
この子を手離すなんて
絶対踏み切れない』
そんな悲しい想像をしては
じんわり泣いて、
コパンとの御縁に
ただただ感謝して抱きしめていた…
そんな数週間前の自分と
泣いている元親様の姿を重ねて・・・
彼女の肩を抱きました。
元親様は、
私の空想していた立場になってしまった。
絶対に守らなければと
愛する白丸とコパンの
この世にまだ居るお友だちが
困っている大勢のお友だちを
1羽でも救えるんだから
また元親様の御手伝いになるのなら
即座に立ち上がって里親になるべきだ
まだ飼える環境なんだから。
…そう思って今に至ります。
私のこの根底にある想いは、
初代白丸が植え付けてくれました。
アレルギー発症してしまった時どうするか、
また、結婚、妊娠、出産の時どうするか。
モラルある道筋を定め、
腹をくくってからお迎えする
うさぎを飼うことを検討している方々には
是非心得ておいて、
かつ実行頂きたいと切に願います。
元親様とお母様に言い切りました。
「この子は必ず、
お空へ旅立ったその後の事まで
この私が守ります」
譲渡終了の時に、
『本当に良かったぁ、
(トラちゃん任せるのに)
こんなに良い方が来てくれて~~~( ^∀^ )』
と親子で言って下さったこのセリフは
大きな大きな信頼の証であり、
私にとって
掛け替えのない宝物です 本当に。。
以上 うさぎアレルギーについて
思ってる事でした(^_^)/